2021/09/08

搾取される美容師労働環境の闇を変える

株式会社ビノス代表の渡辺です。

このブログでは、ビノスが運営するhair Pregoというサロンでの新しい美容師の働き方の価値観を配信していきたいと思っています。

 

  • 勤務時間
  • 休み
  • 給料
  • 仕事内容

 

これら全てが、

 

今までの美容業界の常識の真逆をいく働き方が私たちのサロンになります。

 

というか、

 

今までの業界の常識ってちょっとおかしかったですからね^^;

 

同年代の友達は旅行や趣味に時間を使っているのに自分は仕事ばかりで損ん時間取れないとか、

 

給料が圧倒的に少ないとか、

 

高望みはしなくともまずはそういうところが美容師ってなぁ…

 

ってありましたよね。

 

それらを全て改善したことで、

 

プライベートと仕事を両立して充実できる環境を整えることができました。

 

改めまして、私が代表の渡辺です。

 

今回は、弊社の労働環境の全体像に触れていきますね。

 

今後ひとつずつ、誤解のないよう詳しくご案内していきたいと思います。

今までの問題点(高い離職率と少ない成り手)

誰もが知っていると思いますが、やる人が少なくて辞める人が多い業種ですよね。

 

その理由は、

 

  • 長時間拘束
  • 少ない休み
  • それに見合わない給料
  • 社会保険未加入(法人でも)

 

です。

 

体もお金もきつい上に将来不安ということです。

 

ただ、仕事としてはやったことある人しかわかりませんが(なんでもそうかな)、本当にやりがいのある楽しい仕事なんですよね。

 

劣悪な環境下の中でも一定数続けられる人たちがいるということがそれを物語っているのではないでしょうか。

 

だからこそ、「美容師をやりたいけれど続けられない」という辛い決断をしてあまり興味ない仕事につく方や、捨てきれない気持ちを持ち続けている方も多くいるのが事実です。

 

だから1番の問題は、

好き、やりたい、続けたいという想いを持つ人たちが働き続けることができない、経営者搾取型の労働環境だと思いました。

それでいて人手不足を嘆いているわけです。

 

美容師をやりたいという人たちが辞めずに続けられる環境を作れば、今よりも確実に人手不足って解消できるからやればいいじゃんって思いません?

 

そのとおりなんです。

 

人手不足って、

スタッフも会社もお客さんも辛いんですよ。

 

だから私たちは労働環境改善に取り組んでいるわけです。

 

「そんな人たちの受け皿になりたい」

 

みたいな社会貢献前面に出した綺麗事を言うつもりはありません。

 

現スタッフ、会社、お客様が幸せになれるように、美容師をやりたいと言う人が長く続けられる環境を作ることで、関わる人たちがみんな幸せになれるだけなんです。

 

なぜそんな簡単なことがずっとできなかったのか?

答えは簡単です。

 

経営の仕方がそうだったからです。

 

もっと言うと利益の出し方ですね。

 

長時間働いて売り上げてもらって、

 

休ませないで売り上げてもらって、

 

会社の出費(給料)を抑えて利益を残す。

 

そんなんでいい車乗られたりしたら萎えますよね(苦笑)

 

そんな利益構造だから、経営という要素は切なく、単純になるべく多くのお客様をできるようにしていただけですから、そこを改善してしまったら一気に利益が減るわけです。

 

だからすぐに取り組めないんです。

 

営業時間短くし、

 

勤務時間短くし、

 

公休増やし、

 

有給まで支給し、

 

さらに給料を増やす。

 

なんて言うのは一筋縄ではいきません。

 

ひとつ一つが噛み合う歯車のように、連動していなければ会社という乗り物は目的地に走り出してくれないからです。

 

ということで、私たちもここまでくるのにトライ&エラーの繰り返しでものすごい時間を費やしましたが、やっと美容師もプライベートを優先できる環境ができました。

 

特殊なサロンの形態

そんな私たちのサロンをご紹介します。

 

まず、女性美容師のみスタイリストのみのサロンです。

 

さらに、ママ美美容師のみのサロンと分かれています。

 

コンセプトと料金は一緒で、それに伴う仕事内容は、

「加齢に伴う髪のお悩み改善」

をメインにしています。

 

ですのでお客様の層は、

《白髪、髪質の変化、ボリューム、髪痩せが気になる30代後半以降の全ての女性》

になります。

 

一つのメニューに絞っている専門店ではありませんが、お悩みや年齢層が絞られているためメニューごとの幅は広くありません。

 

「専門店で決まったメニューしかやらないのって美容師やりたいのにどうなの?」

 

せっかく美容師としてやるのに決まったメニューで毎日繰り返すのはつまらない、けどたくさん覚えたり対応するのは大変。と思う方に合わせて設計されたサロンです。

 

だから遅くまで練習する必要もないし、

人に教えることもない、

できるかどうかわからないプレッシャーもない、

という環境が実現できています。

残業がほとんどないのもここの設計から見直したからです。

 

ママ美容師サロンとは

ママ美容師サロンは全く残業なしです。

 

その上、

・17時閉店

・日祝休み

・有休は法定通り付与

となります。

 

さらにブランクがあっても平気なサポート体制万全。

 

というサロンです。

 

ここについては、これだけでかなり長くなりますのでまた詳しく触れていきますね。

 

通常型サロンの労働環境

通常型のサロンの環境は、

・18時閉店

・毎週火曜水曜連休+月1日支給

・有休法定通り(土日取得可能)

・売り上げ80万円で約30万円支給計算

・強制的な練習会なし

といった感じになっています。

 

もちろんこちらでママも働けます。

 

 

ここもまた後々詳しくお話ししますね。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は広く浅くといったっ感じででしたのが、弊社の「プライベートとし仕事が両立できるサロン」の感じは伝わったでしょうか?

 

搾取して目先の利益を出すのは簡単ですが、毎回人で大変な思いします。

それって、会社も、働いているスタッフも大変なんですよね。

 

人ありきで経営することで、利益を安定させる最低条件が整うわけです。

 

この条件のもとでどう利益を出し、還元させていくか?を考え実行することが「経営」だと私は考えています。

 

これからもこの考えのもと、社員の安全を確保できた状態で最大限のチャレンジをしていきたいと思っています。

 

このブログは、タイムリーに更新しているTwitterの140文字では収まりきらないそんな私の想いや行動を書いていくブログですので、興味ある方はまた覗いてみてくださいね。

仕事で疲れてから読む美容師も多いかな〜と思い、なるべく長文にならないようにしているので、「また詳しく書きます」的なことが多くはなりますがご理解ください。

 

それではまた👋