2021/11/01

転職時に労働条件以上に大切なことを見ていますか?

代表の渡辺です。

 

好きな美容師を続けながら人生を豊かにするためには、労働条件以上に大切なことがあるって知っていますか?

 

これはかなり見落としがちなのですが、あなたがもし好きな美容師に集中して働きたいと思うのであれば超重要なことですのでぜひ読んでみてください。

 

自分と同じ意識のスタッフが働いているのか?

 

これもうほぼ結論ですが、労働条件以上に大切なことが実はこれです。

 

どういうことかと言うと、

 

もしあなたが、「休みと給与が安定した職場で、長く大好きな美容師を続けていきたい」

 

と考えているなら、

 

「毎日練習して昇進して独立したい!」

 

とか

 

「休み関係なくガンガン働いて稼ぎたい!」

 

という人たちと共存して働けると思いますか?(この考えを否定しているわけではないです)

 

同じ価値観ではない時点で意見は確実にぶつかります。

 

サロンワークの回し方、入客の仕方で絶対に揉めます。

 

価値観が違う時点で出す答えが全く変わるからです。

 

さらに、サロン側もどちらかと言うとそちらよりの意見を尊重しがちです。

 

 

想像つきますよね?むしろ経験ある方も多いのではないでしょうか。

 

「そんなガツガツした感じを求められても・・・」

 

みたいに思ったことは今までありませんか?

 

大抵はガンガン行くタイプに押されてしまいいづらくなってしまうことがほとんどですよね。

 

「美容師として自分の考え方が間違っているのかな?」

 

「自分は甘いのかな?」

 

「美容師に向いていないのでは?」

 

なんて思ってしまう方も少なくありません。

 

離職理由の1、2を争うのが人間関係というのも、こういったことを誘発することが原因になっています。

 

あなたは間違っていない

 

でもこれって原因はあなたに一切ありません。

 

働き方なんて自由ですから、間違いなんてありませんよね。

 

問題は手前味噌で人手不足を解消しようとする会社側の設定ミスですので自分を責める必要はないわけです。

 

でもこの設定をしっかりをしているサロンは少ないかと思います。

 

理由は、求人の間口を狭くする印象があるため、人が欲しいサロン側にとっては「来なくなってしまうのでは?」を思うからです。

 

その上、自店に合わないと判断した場合断る必要があるわけですから、「人集まらないじゃん」と思ってしまいがち。

 

でも本当は、長い目で見たらサロン側としてもコンセプトや価値観を共有できるスタッフに絞った方が離職率は減り、働くスタッフも働きやすく長く働いてくれるんですけどね。

 

自分が好きな仕事を続けながら、理想の働き方ができる環境は必ずあるはずです。

 

長く美容師をしていると美容師の古い常識にとらわれがちです。そうすると、ゆとりのある働き方に罪悪感を感じる人もいるようです。でも美容師を諦める前に今までの美容師の常識を一旦捨てて、自分が理想とする働き方を考えてみてもいいのではないでしょうか?

 

きっと人生そのものを充実させることができるようになるはずです。

 

 

どうやってサロンを見極めるの?

 

とは言っても見極めるのはなかなか難しいですね。

 

正直、1ヶ月くらい働かない答えは出ないと思います。

 

でも、契約を結ぶ前にある程度下調べをすることで、自分にあっているかどうかの確率を上げることはできるかもしれませんので、いくつか思いつく手段を紹介しておきますね。

 

①募集要項にしっかりと働き方のコンセプトや価値観が明記されているのを確認する

「綺麗事を並べて実際は違った」なんてことはザラにありますが、これを言語化できているかどうかで大きく違うはずです。

 

②体験入店が可能であればさせてもらう

ある程度美容師をやってきていたら、サロンワークの様子でその人の感じってわかっちゃいません?言葉では隠しきれない感じというか。

特に忙しい時なんか面白いくらいわかりますよね(笑)

 

③スタッフのブログなどがあれば内容を見る

仕事内容のブログばかりだとあまり参考になりませんが、

 

「しっかり休みをとって旅行に行っているな」

「営業後にもゆとりがあって出かけているんだな」

 

とか、プライベートが充実している系のブログが多いと、そう言った価値観の人たちが多い可能性が高いですね。

 

 

 

ちゃんとコンセプトを打ち出しているところが一番

 

やはり一番はここでしょうか。

 

いろんなメディアでぶれないコンセプトをしっかりと明確に打ち出しまくっているところは現実とのズレが少ないことが多いと思います。

 

理由は、そこまで大々的に打ち出していて全く違うようなら口コミや批判も殺到してしまうため、さすがにそんな詐欺まがいなことはしないはずだからです。確率の話なので、0とは言い切れませんけどね。

 

Pregoのコンセプトは、

 

「仕事もプライベート(家庭)も充実できる環境」

 

というコンセプトで労働環境を作っていますので、働き方も採用も全てそれを基準にしています。

 

労働条件については以前のブログでも紹介しているので省きますね。

 

採用については、

 

・新卒、中途アシスタントは募集していない

スタッフ間での教育(残業対策)をなくすためです。誰が担当するのか?なども揉める火種になるため初めから設定自体をなくしています。

 

・独立意欲がある方や少ない休みでも稼ぎたいという方は採用しない

これは面接時にはっきりと言いっています。コンセプトにあった価値観のスタッフのみを採用しています。その方たちを否定しているのではなく、対象ではないため働いてもらっても満足できる環境が整っていないためです。それに先ほどもお話ししたように、価値観の違うスタッフ同士は絶対に意見が食い違うからです。

今働いているスタッフの働きやすさはこの段階から守られていると考えています。

 

独立支援や、店長育成などカリキュラム的なものも一切ありません。

 

Pregoでは、私たちの働き方に共感していただけるなら、

 

技術に自信はない、売り上げを上げる自信もないけど毎日遅くまで練習したり、休みが少ない上に休みの日まで練習や講習に行くような働き方はできない。でも美容師は好きな仕事だからずっと続けたい。

 

という方までも採用の対象となっています。

 

そのような方でもちゃんと売り上げをあげて、給料に還元できる仕組みを作っているからです。

 

いくら人手不足でも価値観の合わないスタッフはお互いのためにも採用しません。一人採用したことで何人失うかわからないと言っても過言ではないからです。

 

それがPregoの離職率の低さにも繋がっています。

 

 

まとめ

もし今、美容師として働いていることに辛さを感じていて、美容師自体を辞めてしまうか、転職を考えている。のであれば、理想の職場に巡り会うためにもいくつか考えてみてください。

 

・「美容師とはこういうものだ」という今までの常識は一旦捨てて、自分が理想とする働き方、給料はどう言うものか?

 

最近では本気で労働環境に力を入れているサロンが増えてきていますので、必ずあなたにあったサロンが見つかるはずです。

 

そしてその時は、「自分の価値観に近い人たちが働くサロンなのか?」も、ちゃんと見るようにしてください。

 

せっかく巡り会えた素晴らしい仕事を諦める前に、ぜひ一度考えてみてくださいね。

 

それでは。